書評(という名の感想)

【書評】LOVE理論(著:水野愛也)って本を読んだらモテるようになります

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LOVE理論とは!

 

恋愛に悩める老若男女を正しい恋愛へと導く「熱血体育教師・水野愛也」が独自に展開する恋愛理論の事である

 

LOVE理論、それは簡単に言うと、モテるための本なのだ!

そして、これはあまり大きな声では言えないので、この記事を読んでいる皆さん以外には内緒にしてほしいのだが

なんとこの水野愛也先生の正体は、「夢をかなえるゾウ」(200万部突破)でお馴染みの「水野敬也」先生である!(そんなまさか!!)(意外だ!!)(気付かなかった!!)

恋愛本、LOVE理論の魅力

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そしてこのLOVE理論という本であるが

とても面白い

いやわかってる。「何が面白いの?」という話だ。知りたいのはそこだろう

まず、単純に

文章が面白い

ギャグを(かなり)織り交ぜつつ、読みやすい簡易な文章

活字だらけの本にもかかわらず、この「読みやすさ」は本当にすごい

水野さん、いや、水野先生の文章は

ameblo.jp

を読んでいただければよくわかるだろう

僕はこの水野先生の書く文章がとても好きで、このブログも既に全記事を5週くらいしている

全体的にキレッキレで、いつも「サプライズ」をしかけてくる水野先生の文章が、魅力的に見えて仕方がない

僕もこういう文章を書きたいものだ

 
話が逸れたが

「で、ただ面白いだけ?」

となってしまうと、オススメする者としてはとても困る

皆も知りたい肝心な事、それは、この本は「モテる」事において、役に立つのか、立たないのか、という事だと思う

ずばり答えると

役に立つ

かーなーり、役に立つ

ただ、注意点としてはギャグを多めに盛り込んでいるために、表現がオーバー過ぎる部分がある事

また、「それはギャグ……だよね?」と思ってしまう理論もあるという事

人によっては有効かもしれないが、逆に人によっては一発NGとも思えるような事が書いてあったりするのだ

まあいないとは思うが、盲目的に全てを信じてしまうのは危険だという事は予め伝えておく!

せっかくこの記事を読んで頂いたので、「LOVE理論」における代表的な理論を1つだけ紹介する

 

LOVE理論:「大変じゃない?」理論

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これは相手から会話を引き出す魔法の言葉として紹介されている

口下手な君に最適!

っていうか普通に女性相手じゃなくても全然使える

この「大変じゃない?」という魔法の言葉はとにかく相手を喋らせる
そしてそのまま「わかるわー」と、一般的な女性が求めて止まない「共感」へ向かえるのだ

例文

女子「今日も雨だねー」

僕「雨だねぇ。雨って大変じゃない?

女子「もう洗濯物も乾かないし最悪ー」

僕「わかるわー

女子「髪の毛もまとまんないし」

僕「わかるわー

女子「犬の散歩も行けない」

僕「わかるわー

はい簡単

 
一通り終わったら今度は「毎日の洗濯物大変じゃない?」「髪の毛のセット大変じゃない?」「犬の散歩大変じゃない?

といくらでも発展していけるのだ。これはすごい!!(※上はもちろん極端な例です)

しかし僕は思った

「話の内容が別に大変じゃない時はどうすんでい!」

「天気の話でも普通に晴れてたらどうすんでい!」
 

女子「今日はいい天気だね」

僕「いい天気だね。いい天気って大変じゃない?

女子「は?」

 
ってなるだろと、もっと考えろと
でもね、この部分ね

ばっちりカバーされていた

それがこの応用技

『逆に』大変じゃない?」

だ!

やられた!! 流石水野先生だ!!
 

さっきの例で紹介しよう

 
女子「今日はいい天気だね」
 
僕「いい天気だね。でもいい天気って逆に大変じゃない?
 
女子「えー、そう? あー、でも最近日焼けが~」

 
 
とこうなる
人は「大変じゃない?」と聞かれると無意識のうちに「何か大変な事」を探すらしい
 
上の例は極端だが、ふと会話に詰まった時に「大変じゃない?」は確かに便利なフレーズなのだ!
特に気の合う友人等ではなく、初めて会うような相手の時こそ、真価を発揮する

ちなみに僕はめんどくさい上司や先輩との会話を応用技「大変じゃないっすか!?」で8割は乗り越えている

思いっきり頼るのはどうかと思うが、頭の片隅に覚えておいても良い理論ではないだろうか

LOVE理論の汎用性はヤバい

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そして今僕が紹介したのは、数ある理論の中のたった一つだ! この本にはこういった「使えるかも」という理論が数多に紹介されている! 

 

心の持ち方、デビューの仕方、出会い方、持ち帰り方、失敗例、最先端、そしてひとつ上の恋愛

 

これら全てがカバーされているのだ!

もう、読むしかない!!

 

漫画版LOVE理論について

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「でも活字とかだりーよ」

とか甘えた事言ってるゆとり世代のキーーーーッズ!!
 
 
わかるよ
 
 
そんな君のために、なんとこの本、漫画版があーーーる!!

さりげなくこのランキング記事

 

www.hitode-festival.com

 

でも紹介をした! 誰一人として触れてくれなかった!
この漫画版、漫画と言う都合上無理やり感はあるが、本書での理論がばっちりと紹介されている

そして、絵が上手い。っていうか、女の子が可愛い!!!!

 
理論云々置いておいてもマンガとして単純に面白い。試しに1巻だけでも是非読んでみてほしい

電子書籍なら、友達にもバレないし! 恥ずかしくない! っていうか店頭で売ってるの見たことねぇ!
原作にはない最後の話のオチは中々見事!
 

あと、僕は見たことないのだが、何と実写化もされているらしい! とんでもない本だ! トレンドだ! 読むしかない!(ドラマ化はかなり最近の話だった。冒頭にて追記)

ところで結構長く書いてるけど、これだけ長いと読むほうも逆に大変じゃない?

 

あとがきについて

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正直、理論自体はどこかで聞いた事があるようなモノが多かったりする
しかしそれをこれだけ面白く、噛み砕いて伝える事が出来る人はそういない

面白おかしく、実際にも十分使える理論を展開している恋愛本
それだけでも、十分に読む価値はあるのだが、僕がこの本を好きな最も大きな理由は別にある
 
「あとがき」

 
本書では「最後に」として書かれている

 

著者は、自分の顔が何よりも嫌いだった
顔はむくんでいて、一重で、病院に通っても改善されない

そして自分がこんなにも暗い気分でいる中で

美男美女達が青春を謳歌し、人生を楽しんでいる
不細工な自分にはその資格がないのか? 恋愛をする資格はないのか?

ここで著者は、1つの大きな決心をする

「大学の4年間の全てを「モテる」事に次ぎこむ。 それでモテなければ整形して海外に移住する」

というものだ

それからの著者は恋愛本という恋愛本を読み漁り、モテそうなサークルに入り、モテそうなバイトをして、実践して、失敗して、また読み漁り、実践して、失敗して
を繰り返す

4年間の間、「ただモテる」ためだけに全てを費やす

その集大成がこの「LOVE理論」

 
そしてこの後、理想的な彼女が出来た水野先生が経験した「エピソード」が僕はとても好きだ

 

スパルタ婚活塾 第18講 「最後に」|水野敬也オフィシャルブログ「ウケる日記」Powered by Ameba

↑でも同じエピソードに関するが読めるので、本ではなくこちらから引用して紹介する(ちなみにこの記事は女性向けの婚活講座である。無料なので是非読もう。相当面白い)

 
著者は初めて出来た彼女に「あなたに似ている俳優がいたから探しに行きたい」と言われTSUTAYAへ行く

しかしそこで彼女の持ってきたパッケージに移っていたのは「レオナルド・ディカプリオ」だった

手の込んだギャグだと笑う著者に対して、不思議そうな顔をする彼女

以下引用

しかし、彼女は本気だった。本気でそう思っていたのだ。

それを知ったとき、俺は自分の立っている世界がぐらぐらと揺れる気がした。俺は新丸子のTSUTAYAで泣き崩れた。

七年間、顔のことで悩まない日は一日も無かった。
しかし、その七年間の苦しみが、彼女のたった一言で、「感動」に変わったのだ。
 
この話を聞いて「そんなにうまくいくはずはない」と言う人もいるだろう。「男と女は違う」と言う人もいるかもしれない。
だが、一つ、確実に言えることがある。

悩みは、感動の種である。

そして、悩みが深ければ深いほど、感動の種は大きく膨らんでいく。
そしてその種が花開いたとき、それは、悩みの少ない人間よりも遥かに、素晴らしい感動を経験することができるのだ。

良い顔に生まれなかった。歌が歌えなかった。スポーツをするのが得意じゃなかった。女の子を前にして軽快なトークができなかった。自分には才能がなかった。何もなかった。
 
だからこそ、感動できたのだ。

何も与えられていないということは、感動の余地を与えられているということである。
それは、この現実における、偉大なる真実だ。

だから、おせっかいだと言われようと、ほっといてくれと言われようと、変な夢を見させないでくれと言われようとも、俺は、どうしても言わなければならない。苦しみや悩みの向こう側には、闇の深さに支えられたとてつもない感動が待っているということを。

人生は、オセロゲームのようなものだと思う。
人は生まれたとき、誰もが祝福の「白」を渡される。すべての人の人生は「白」の駒から始まる。

しかし、そのあと、自分が恵まれてないことを知ったり、嫌なことを経験するとどんどん黒い駒が置かれていく

○●●●●●●●●●●●●●●●●……

でも、人生のどこかで白を置くことができれば、それは、最後の最後でも良い。なんなら、死ぬ間際だって良い。それでも、最後に、白を置くことができれば
黒は、全部白に変わる。

なぜなら、その白は、
苦しみや悩みがあったらからこそ置くことのできた白だから。
その白は、すべての黒に支えられた白なのだ。

 

本書のあとがきでは、同じエピソードで女性に対する1つの偉大な真実を述べている
僕はその話が滅茶苦茶好きではあるが、ゆえにこの場に丸々書いてしまうのは忍びない

 

購入しなくても、立ち読みでも、中身検索でもいい。是非、直接目を通していただきたい

最後に

散々ギャグをかましながら、最後には心に響く事を残して行く。水野先生のそういうところが、僕は好きなのだ

 

最後に水野先生のこの本に対するコメントを送る

 

 

愛也だ! いやあモテてるよ、俺は。城咲仁の28倍くらいモテ
てるんじゃないかな? 

そういえば、「これ、この前俺に告(コク)ってきた女」つって、写メを知り合いに見せたら、そいついきなりプルプル震えだしちゃってさ。

 

「どした?」

 

って聞いたら、そいつが言うのよ

 

「これ叶姉妹じゃん……」

 

まあ俺はテレビ見ないから逆に聞きたいんだけど、これって結構すごいことなの? 

とにかくモテたいんだったら、俺の言うこと聞いてりゃ間違いないから。やっぱりね、知識量が違うでしょ。だって聞いたことないもの、恋愛マニュアル本200冊以上読んだ男なんて。

ホント、とんでもない記録打ち立てちゃったよね。まあこの点に関しては、後続の人たちのモチベーションを考えると逆に申し訳ない部分もあるんだけど。

ま、そんな話はさておき、俺が書いた『LOVE理論』を読めば、君も今の3~300倍くらいはモテるようになるだろうから、読んで損は無いんじゃないかな。

 

・・・・・・こういうところも、好きなのだ!

おわりっ

 

POSTED COMMENT

  1. ヤマカワ より:

    ゆとりキッズへのわかるよ理論。笑 面白かったのでつい連続コメントしてすいません!

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