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【アニメ化】うしおととらの魅力について語る+からくりサーカスも少し【感想】

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うしおととら(32) (少年サンデーコミックス)
(この表紙好き)
 
 
うしおととら
最近読み返したんだけど、もうびっくりした。面白過ぎて
 
 
アニメ化して今放送してるらしいですね。アニメから入ろうって人は思いっきりネタバレすると思うんで、「そういうの止めてー」って人は引き返すなら今ですよ!
 
逆にいえば、「おもんねーしそろそろ切ろうかな」って人には是非この記事を読んでほしいですね
 
 
ってわけでうしおととらの話するね
あらすじとかいるかな?
 
死ぬ程簡単に言うと
 
獣の槍っていうすげー槍を偶然手にした普通の中学生の主人公と、その槍のせいで封印されてためっちゃ強い妖怪が一緒に旅をして、色々な人間や妖怪を助けたりして仲良くなって、最終的に世界滅ぼそうとしてる超強い妖怪をみんなで倒すぜ!

 

 
って話ね。よし、大体合ってるな
 
 
でね、何が面白いかっていうと、伏線がどうこうとか、主人公とトラの関係性(相棒ポジションが敵)とか、サブキャラがどうこうとかあるんだけど、何よりも
 
 
ラストバトル
 
 
これに尽きる。うしおととらの面白さはここに集約されている
 
じゃあそこだけ見ればいいの? 
 
って言うと違うんだよ
 
正直僕はそれぞれ個別の部分の話で見たうしおととらってそこまで大好きじゃないんですよ。旅してる辺とかさ
いや、嫌いじゃないけど、滅茶苦茶絶賛するほどでもない、みたいな
 
 
それでもたまに好きな回はあるけどね! 
トラが真由子に変身する回とか滅茶苦茶好き。見開きの「トラ!」(笑顔)にやられます
 
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可愛い(トラが)
 
 
 
話を戻すと、初めて読んだ時も
 
「ああ、昔の作品がやたらに評価されるアレね」
 
って思いながら読んでました。むしろ絵見にくいし、みたいな
普通に良くある少年漫画じゃん? みたいな印象でした
 
 
今アニメから入ってそう思っている人は、是非我慢して視聴を継続して欲しいです。アニメの出来は知らないからアレだけど
何なら漫画読も
 
 
でも、この作品の評価がそれで終わらなかったポイントはそれが全部繋がっている事。それがラストバトルで一気に来る所です
 
この作品の主人公うしおはまさに主人公って感じの主人公で、とにかく困った人間を助けるし、悪人だろうが命を救う。それが甘さとして窮地に陥る事もあるけど、最後はその性格が非常に上手く活かされた展開と言えますね
 
 
旅をしてきた事が目的のためのただの過程ではなく、結果的に大きな意味を持っていた
 
 
というのが最高です
 
冥界の門のアイデアが良いですよね
唐突ながらもそこまで違和感もないし、ダブル「お父さん!」とか「十郎兄さん!」とか泣けてしまうわ。飛行機が突っ込んでくシーンとか若干シュールだけど、それでも好きだ
 
 
やくざのおっさんとかさとりとか、全員がうしおに一声かけるのも好きだ
 
 
ちなみにそのラストシーンに入るまでに徹底的に落として行くのもすごい
 
一番は周りからうしおの記憶を消す部分。あれきつい。あそこの絶望感はすごい(そんでトラだけは普通に認識してた時の安心感も凄い。あそこの見開きすごい良い)
 
 
そしてトラはやられ、獣の槍も砕ける
 
 
どうすんだよこれ……
 
 
かーらーのあの展開よ!!!
 
 
そーりゃ盛り上がるって! 上手いなぁって思った!
 
 
「相当強いぜ……俺達!」
 
「今、オレ達は・・・太陽と一緒に戦っている!」
 
 
ヒューッ! ってなった!
 
 
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そんでラストバトルのさらにラストのトラ消失ね

 

 
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「もう・・・・・・食ったさ。」
 
「ハラぁ・・・・・・いっぱいだ。」
 
 
 
あああああああああ! トラァアアアーーーーーッ!!
 
 
ちなみにどっかで見た
シャガクシャ様の口の中に隠れていればよかった」という発言からトラにとって食ってやるとは
 
「口の中に入れる=守る」
 
という意味でも使われていて
 
「もう食ったさぁ」 = 守り切った
 
的な意味だ!  とかいう考察
 
 
たぶん当たってないけど、ちょっと好きだ!!
でも気に入った人間に食ってやるって言ってる部分は否めないから、あながち外れでもないかも。(公式で何か言ってたらごめん)
 
 
 
ラストに滅茶苦茶幸せそうに味噌汁飲むシーンも良い
っていうかラストページの爽やかさが異常。読了感がすごい良いんだよね。この漫画
 
つまり、物語全体として見た完成度がすごい高い漫画でした
 
風呂敷を畳むスキルが高いのかな? すげえ練り込まれた伏線がある! ってわけではないんだけど、広げた部分は余すことなく畳んでる。漫画ってこうあるべきでしょ。投げっぱなし漫画家は見習え
 
もちろん後付けっぽかったり、ご都合主義的な無理矢理な部分もあるんだけど、それでも上手い事やってるなぁ、って思いました!
 

 

 
 
ちなみに同作者繋がりで「からくりサーカス」を最近初めて一気読みしたんだけど、面白かったです
 
からくりサーカス (1) (少年サンデーコミックス)
 
 
でも僕はうしとらの方が好み! 
 
 
っていうか「からくりサーカス」全体的に暗くね!? 鳴海は始め以外やたら荒んでるし、勝サイドもほのぼのラブコメハーレム展開からの
 
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こわい;;
 
 
からくりサーカスはうしとらと逆で、個々の話で滅茶苦茶好きなシーンがいくつかある
 
「ばあ……」とか「お代はいか程いただけけるんで・・・・・・?」とか「見よ。パンタローネ! フランシーヌ様が笑っていらっしゃるぞ!」とか「抱きしめて貰っちゃったァ」とかね。
 
 
もう名シーン製造機。鳴海と勝が背中合わせで戦ってる一枚絵は鳥肌立った
 
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瞬間最大風速はこっちの方が上かもしれない
 
 
 
まあそんな感じですね!
 
どちらの作品もおススメっす! うしおととらは特に古い作品ではありますが、是非読んでみてください! 初めだけアニメ見てみる、とかもありだと思います! 僕もそのうち見ようと思ってます!
 
 
そんな感じ!
 
 
 
おわりっ

 

うしおととら(1) (少年サンデーコミックス)

うしおととら(1) (少年サンデーコミックス)

 

 

からくりサーカス(1) (少年サンデーコミックス)

からくりサーカス(1) (少年サンデーコミックス)

 

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