ネタ

BUMP OF CHICKENファンが書いた桃太郎

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
THE LIVING DEAD

ええと、うん

そうだ、いくつかの昔話をプレゼントしてあげる

ちゃんと読んでおく事 

いいね?

Opening

昔々あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました

おじいさんは「石油でも掘るしかないんじゃないの?」って皮肉を本気にして砂を掘りに行きました(でも掘り出したのは長い年月……)

お婆さんは喉が枯れたので水に写る顔を舐めに行きました

すると川上から大きな桃がオーイエーイアハーン! オーイエーアハーン!と流れてきました

それを持ち帰り割ってみるとびっくり。なんと中からボーカルが出てきました

それからボーカルはお婆さんと2度目の冬を過ごします

お婆さんはボーカルに名前をやった

桃の幸「MOMOTARO」

旅立ちつ人よ 声が聞こえる

MOMOTAROは「日本一」と書かれたGibson Custom Shop 1960 Les Paul Special Historicを背負い、鬼ヶ島に旅立ちます

一昨日買った大きな風呂敷。改札に引っ掛けて通れずに、MOMOTAROはお婆さんを見ました
目は会わせないで頷いて頑なに引っかかる鞄の紐をお婆さんの手が外しました……

道中MOMOTAROは三匹の動物と出会いました

犬は強く

猿は賢く

そして雉は

素 早 い

MOMOTAROは言いました

「手を伸ばせば掴んでやるよ。掴んだら離さねぇぞって自信はある」

三匹がお共に加わりました

「M」

MOMOTARO一行は鬼ヶ島に向かいます

「見ろよ! フルーツの使者だ!」

石を投げる子供

何とでも呼ぶがいいさ俺には、消えない名前があるから

MOMOTARO。桃から産まれた男の子と呼んでくれた

優しさも厳しさも全て詰め込んで呼んでくれた

桃から出てきた俺にも、産まれた意味があるとするならば

この日のために産まれて来たんだろう。

どこまでも走るよ

バトルクライ

FUJIWARA MOMOTARO一向は満身創痍で鬼ヶ島に辿りつきました

そこには大量の鬼達がひしきめきあっています

犬は戦い続けました

Keep on fighting, DANNY!

You are fool, but big fighter!

Keep on running, DANNY!

Your eyes are burning, yes burning.

Keep on fighting, DANNY!

You are fool, but big fighter!

Keep on running, DANNY

Your eyes are burning, yes burning……

猿は鉄パイプ持って泣き顔で言いました

「あんたに笑顔を持ってきた」

雉は致命傷を負いました

死に際の雉 その手にグングニル

狙ったモノは 必ず貫く

 

(ギターソロ)

 

戦いの最中、突如ステージに飛び出したMOMOTAROがマイクを手に取りました


「後ろまでちゃんと見えてっからな、聴くのをサボんなよ、俺歌うから!」

割れんばかりの歓声。凄まじいグルーヴ

1人と3匹と鬼達は、次第に1つになっていきました

鬼達は身体中の細胞フル動員でステージを見ています
会場のボルテージは上がる一方。その様子はまさに、音楽には国境がないという事を証明していました

ステージの1人と3匹も、会場の鬼達も夢のような時間を共有しました

こうしてMOMOTARO一行と鬼達は最高の一日を過ごしましたとさ

Ending

 

 

『俺らはハリウッドスターほど会えない人達ではない。現に俺らは昔話で君達のそばにいるから』 

-MOMOTAROー

 

 

めでたしめでたし

関連記事

BUMP好きとか言ってる奴ってキモくない?
RADWIMPSファンが書いた桃太郎 
おばあさんが失恋しているので中々話が進まない桃太郎 

POSTED COMMENT

  1. cloise より:

    今回はちょっとイマイチよく分かりませんで、申し訳ない。

  2. hitode99 より:

    syaoruu (id:cloise)さん
    「分かる人にだけわかる」というタイプの記事なのでw

  3. 有栖伶音 より:

    6年前の記事のようですが、めっちゃウケました
    「ンー」「アハー」「オー」「ラララ」「ヤー」成分があれば、笑い過ぎて救急車呼んでたかも知れませんw

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です